学生であるからこそ抱える悩みの1つは親です。親との衝突はいろんな場面であります。今日は「自分がしたいことに反対してくる親」をどうやったら、説得できるか紹介します。親は子供に失敗して欲しくないって気持ちから、時にあなたがしたいことに前向きな反応をしない時があります。けど私は自分にはしたいことがあるんだ!!っていう学生を応援します!
この記事を書こうと思ったきっかけ
私自身親とぶつかりました。
「通っていた日本の大学を退学し、海外の大学に入学したい」と伝えたところ大喧嘩、、、
私は4ヶ月ほど説得を続け、とりあえず休学の許可がおりました。
その期間で留学の手続きをし、海外の大学に完全に入学できてから日本の大学は退学するという約束のもと、私の留学を認めてくれました。
多くの親は、普通じゃないこと、社会のレールとは外れたこと、リスクのあることをするときほぼ反対します。
せっかくやりたいことができたのに、親を説得できないから諦めるのは絶対に違うし、
親の反対で一歩踏み出せないでいる学生がたくさんいると思ったんです。
そんな学生たちが、うまく親を説得するにはどうしたらいいかを
私の経験を踏まえてお伝えしようと思いました!
親の反対に打ち勝って、好きなこと、したいこと、興味のあることをしましょう!!
自分の人生なんです!
親から反対されるとき 例
- 長期の留学をしたい(1年以上)
- 学校を休学したい
- 学校を辞めたい
- 旅行をしたい(治安が悪い国だと特に反対されがち)
- ネット関係で、新しいことを始めたい
- 就職しない など
ここで忘れないでほしいのが、
私が今日書く内容は、
「自分のしたいことがある、好きなことが見つかった」のに、親のせいでできないでいる人にためのものです!
決して、学校に行くのがめんどくさくなった、とか目の前の現状から”逃げる”ため用ではないです。
マイナスな決断に親が反対するのも当たり前です。
本当にしたいこと、挑戦したいことが見つかったのに、親の反対で行動できない人の背中を押してあげたいと思っています!
なぜ親は反対するのか
親は上記のようなことに関して反対することが多いです。
例えば
・1年以上の留学をしたい ←日本の大学はどうするの?就職が長引くよ
・学校を休学したい ←その期間どうするの?卒業が遅くなるけど大丈夫?
・学校を辞めたい ←学校を辞めて何するの?この学歴社会でどうやって生きていくの?
・旅行をしたい ←危険な目にあったらどうするの?海外に行かなくても国内でいいじゃん
・ネット関係 ←個人情報が漏れたらどうするの?辞めときなさい
・就職しない ←これからどうやってお金を稼ぐの?将来どう考えてるの?
はじめてあなたが親に自分の気持ちを話したとき、親はきっとこういった返答をすると思います。
けど反対するのも無理はないんです。
なぜなら、
これは私も痛感したことですが、
決して親は意地悪であなたがしたいことに反対してるんじゃないです!
親は私たちよりも2〜3倍多く生きているんです。
私たちよりも、経験も知識も失敗経験もあるはずです。
それらに基づいて、リスクのあることをして失敗して欲しくないと思うのが親なんです。
昔は世界旅行なんで危険でできなかった。けど今はグローバル化でもっと旅行が簡単になっている!
親はネットに個人情報をのせるのは危険だと思っている。けどみんなインスタで位置情報を載せたり、学校名まで普通に出している。
就職して社会人になるのが普通だった。けど今は多様な生き方があって、就職だけがお金を稼ぐ手段じゃない。
など多くの基準の差が生まれているんです。
親を説得する方法
1)家族会議の時間を設ける
親を無視して好きなことをしたらいい!っていう大人もいます。
けど私はちゃんと説明して、説得する努力をまずするべき!!だと思うんです。
まずは話すこと!
これは全てに当てはまります。恋愛も友達関係も仕事でも、話さないで伝わらないんです。
自分はどういう気持ちなのか、どんなことをしたいと思っているのか、どういう将来を思い描いているのか!伝えないと、お母さんもお父さんもわかりません。
1週間に一回でも、毎日夜ごはんのあとでもかまいません!
必ず話すこと!何回もです!
2)自分の目的をはっきりさせ、覚悟を示す
親がわかってくれなくてイライラする気持ちはわかります。
親に話しているときに、痛いところを突かれたり、正論を言われたときに言い返せない自分もいると思います。
そういう時は自分の情報収集が甘かったり、自分の気持ちを整理できていないんです。
一番大事なのは自分の気持ち。
自分がどうしたいのか、自分はどんな理想があるのか、どんな目的があって行動したいのか。です!
例えば退学して、自分が見つけた好きなことをしたい場合
うまくいかなくて、学歴が高卒になってしまう可能性もあるんです。
自分の失敗だけじゃなくて、何かのアクシデントや外部環境の影響で、自分の挑戦がうまくいかに場合もあります。
挑戦や普通じゃないこと、道を変更する時にはリスクが伴います。
けど、そのリスクをどう防ぐのか、どれくらいの熱量があるのかを示せば、親もわかってくれます。
ただ1つ言えるのは、親は中途半端な気持ちではリスクは負わせてくれません。
どれだけ覚悟を持って親を説得できるかが鍵です!
3)プレゼンする
親が反対する理由の2つ目に、「親世代の常識と、これからの常識は全く違う」ということをあげました。
グローバル化も情報社会も、働き方も、トレンドも変化するんです。
ですがその変化に気づかず、ずっと昔の常識が元になっている大人は多いです。
そんな親を説得するためにすることは、情報収集です!!
自分がしたいことに関して、今の状況を伝えるんです。
データは嘘を付きません。どんなに昔の常識に縛られた大人でも、論理的にいろんな情報をもとに伝えたら、「最近はこれが普通なのか、、、」と気付きます。
「今の時代はこう!!!」っていうのをデータで示すのが大切です。
そして、そのデータや集めた情報、自分の意志をしっかり伝えるためにプレゼンをしましょう!
私は3回プレゼンしました(笑)それもちゃんとパワーポイントも作りました!
パワポじゃなくてもいいです。どんな手段でもいいので、データ・情報・自分の意志をしっかり伝えましょう。
私はどうやって留学を認めてもらったか
時系列で話します。
- 2019年5ヶ月間のマレーシア留学終了(6月頭)
- 帰国後、自分と向き合うようになる
現地で正規生として大学に通っている日本人の友達がうらやましく思い
大学受験のコンプレックスもあった私は、海外の大学に入りたいと決意 - 留学する国、目的、将来像を考えるようになる
- マレーシアに留学すると決めたので、夏休み中に現地に行って大学を見学
- 親戚にも相談
- 9月終わりに親が留学を認めてくれる
- 大学2年の後期は休学
- その間留学の手続き、アルバイトをする
- 2020年1月にマレーシアに行く
私は熱量や留学したい気持ちはめちゃくちゃあったんですけど、情報収集が足りていませんでした。
親が心配していたのは、就職のことや現地での安全性。
就職のことは好きなこともしたいことも見つかっていないのに、決めれないので、
毎月成果発表兼、生存確認で、電話をすることで納得してもらいました。
今思うと、就職に関しての情報や、留学者数、現地での具体的な生活などをもっと詳しく調べていたらよかったなと反省しています。
情報収集が不十分だったので、私は説得に4ヶ月、プレゼンは全部で3回、と結構手こずりました。
1年の留学にしたら?外国の大学院に行ったらダメなん?
っていくつも他の案を出されましたが、私は待ち切れませんでした。
自分のしたいことがあるのに、満足出来ない環境にずっといて我慢するのは、性に合っていませんでした。
最後は私の意志の強さで説得が出来たと思っています。
最後に
何度も言いますが、
親はあなたに意地悪をしたくて反対しているわけではないんです。
子供に失敗して欲しくない、幸せになってほしいって思ってくれているから
リスクに敏感になっているんです。
けど、自分の人生です。自分がしたいと思ったことは全部やる、好きなことが見つかったんなら、それが形になるまで頑張る。
でもどうせするなら、家族に応援してもらいたいし、親のサポートが必要なときもあります。
だから、説得を繰り返す。データ・情報・自分の意志をはっきりさせて説得するための時間を設ける。
あなたが熱意を持って説得したらきっと、親も応援してくれます。
頑張ってください!!